2014年7月10日木曜日

首長の任期を論ず

首長の任期を論ず
 首長とは知事、市町村長を言う。
 首長の任期は4年と法は定めています。
 首長は立候補し当選し悪事が無ければもう一度、立候補し当選すれば又、首長にな れます。これを繰り返し5期20年6期24年でも首長を続けることが出来ます。
 同じ人が20年も30年も首長をやっていると立派な人でも悪い個性が出てきます。ワンマンになりかねません。一方住民側からは極一握りですが首長室にノック1つで入れる住民、一方多くの住民は何処に首長室があるのか分かりません。
 親しい住民と癒着が始まり高じて行政に歪が出てきます。例へば樹木の切り株を見てください。年輪です。北側は細かく、南側は荒めになっています。これは太陽の当たる部分は荒め、日陰の部分は細かくなっています。住民だって同じですよ。住民だって20年も30年も同じ1人の首長に照らされ続けると歪が出ます。こうして行政が首長がが腐敗します。人間は動物界で最高欲張りです。もう一期と挑む心情は其処に起因します。
 「それでも住民が選んだんだからいいんでないの」と言う人でも内心では「そうかも知れない」と感じているはずです。
 アメリカ大統領の任期4年2期8年、韓国は6年1期だけです。アメリカ国民も韓国国民もこれを見抜いています。日本国民は何故それを見抜けないのだろう。
 提案
 日本の首長の任期を当面3期連続12年と法を改正します。法を改正するまでの間、気のついた自治体は条例で「3期12年が望ましい」と定めることが出来ます。条例に逆らってまで立候補する人は少ないと思います。