2013年7月31日水曜日

セシウム23億ベクレル

 福島民報25,7,28記事「第一原発汚染水問題、地下道でセシウム23億ベクレル東電、漏えい源特定急ぐ」
 このことで人にはどんな被害を及ぼすのか私はその知識はありませんが有害なようです。
原子力は人の知識では抑えこむことは出来ない様です。その原子力を使って発電しています。
東京電力、福島原発は23,3,11東日本大震災がもとで爆発し、今、セシウムが23億ベクレルも漏れていると言う。この地方に住む人々は住み場をなくしています。
 ところで、去る、参院選では原子力発電を推進すると言った自民党が圧勝した。国民はセシウム23億ベクレル漏えいを容認したことにつながるが、それは違う。
 自民党は圧勝の民意を土台に原子力発電を推進するはずだが、多くの国民はどうすれば
いいのだろう。
 日本の人口約1億3000万人、双葉地方の被害住民約10万人、対比すればごくわずかです。人命対比で政治を進めてはなりません。この住民を元の生活に完全に戻してから原子力政策を考えるべきなのに不完全な対応のままで自民党政治は進むことでしょう。自民党を圧勝させた国民も、そうでない国民も力をあわせて自民党の原子力政策を止めさせる方法はないものか、参院選だけが日本人の生き方を決定するのではないと思うが、その道があるとすればどんな道があるのだろう。
参院選、自民党圧勝の直後だけに難しいことですね。

2013年7月17日水曜日

無題

 桓武政権は坂上田村麻呂に蝦夷地を侵略させた。田村麻呂は蝦夷地の王者アテルイとモレと和し、アテルイとモレを京に同行した。桓武は許さじアテルイとモレを斬る。
 処刑場に向かうアテルイとモレの会話です。
 沢田 ふじ子  陸奥甲冑記 昭和60年5月15日発行より

     記
 馬を並べたアテルイとモレは、互いの顔を見つめあった。
 「わたしのようなものを、これまでよくぞ立ててきてくだされた。わしに力がないため、老いたおまえさままで誅殺の道連れにして申し訳ない」
「なにも案ずることはない。わしはおぬしを盟主とさだめ、天皇の軍勢とやり会ってきたが、決しておぬしのために戦いをしてきたわけではない。誰のためでもなく、わしは自分の心のために日高見国を守ってきたつもりじや。わしが生まれ、わしらの祖先たちが生きてきたなっかしい山野、それを人の手に渡したくなかった。わしらの祖先たちが生きてきたなっかしい山野。それを人の手に渡したくなかった。わしは自分のためだけ、十分生きた心地がする。」
 自分に向かい、モレの目が柔和にうなついていた。
私もこんな気持ちで 組合運動 社会運動 今は産業廃棄物処分場建設阻止運動中。後世
に残す「花の山」造成中。 以上。 米寿 佐久間清登