2011年7月1日金曜日

沖縄米軍基地

 6月19日(日)夜、テレビの大河ドラマ「江」が終わって「昔、父は日本人を殺した」(沖縄戦)を見ました。
 毎朝「おひさま」を見ています。「おひさま」は今、昭和20年、日本敗戦の頃の日常生活をドラマ化して放映中です。
 戦争は相手を殺す為の行為で、相手を殺さないと自分が殺されるが基本です。その相手と私は見知らぬ他人で敵ではありません。今は相手を殺す規模が違います。核兵器で地域毎、皆殺し、中心から外れた地域は半殺し、放射能、生き地獄です。
 日本は戦争に負け昭和22年5月3日から日本国憲法のもとに生きています。
第9条 日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 とあります。
 平成23年度、日本国予算に国防費約5兆円÷日本人口1億2500万人=1人当り4万円。「戦力は、これを保持しない」と、定めているのに1人頭4万円の国防費を使う。「日本には陸海空軍があるんだぞー」と、ある種の威嚇をかけている。
 兆単位の富を持つ人は自分の集団を守りたいでしょう。私たちはそれに利用されているだけ。
私は87歳、私の宅地140坪、建物60坪、これを奪いに来る外国は居りません。其の他、自衛隊に守っていただきたいものは何も持っていません。
 巨大企業に「5兆円はおら方で出すから、まあまあ」と言われても命を差し出すのはお断りです。
「戦力はこれを保持しない」の日本国憲法、第9条があるのに日本国憲法違反の勢力が権力を持っています。その勢力に国政選挙で多くの国民が支持投票する。どうなってんのこの国。相馬市には「相馬市9条の会」と、言うのがあります。この種の団体を多数派にしなければなりません。
 軍事力では物が手に入らない世界にすれば戦争ののない世界になります。戦力を持つ国を戦力を持たない国で経済封鎖するのです。世界には独立国が195あります。このうち18国(パナマ。ハイチ。アンティグア。バーブーダ。セントルシア。セントクリストァーネイビス。セントヴィンセント。グレナディーン。ドミニカ国。グレナダ。ナウル。ツバル。キリバス。モナコ。アンドラ。バチカン。サンマリノ。リヒテンシュタイン。アイスランド。)は戦力を持っていません。日本は此処に仲間入りして、その数を半数以上にするのです。日本の場合、仲間入りは、その気になれば何時でも出来ます。「戦力はこれを保持しない」の憲法が既に出来ているから。
 特定の人と集団毎に持っている何兆円もの富、お金は私の生活にどう役立っているのでしょう。知りたい。
沖縄米軍基地
 沖縄はアメリカの対中国戦略の最も重要な最前線基地です。核兵器戦争の時代です。戦争が起きると、沖縄の大半は核兵器でぶっ飛び健全者なし、残る重軽傷は放射能汚染、生き地獄です。沖縄を核兵器から守るには、戦力を置かない島島とする以外ありません。
 23,6,23、朝日新聞、天声人語、前段「かつて「武器のない島」だった沖縄が、あのナポレオンを驚かしたという話がある。19世紀の初めに英軍艦が沖縄諸島の周辺を航海した。帰途、セントヘレナ島へ寄航し、流刑の身の元皇帝に艦長が会ったという 沖縄には武器がないという話を、ナポレオンは理解てせきなかったそうだ。 「武器がなくてどうやって戦争するんだ」「いえ、戦争というものをしらないのです」「太陽の下、そんな民族があろうはずがない」-岩波書店刊の「1月1話」という本に紹介されている。
「戦力は、これを保持しない」ことについては皆さん同様、もっともっと書きたいことがあります。

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